今回は先日共有させて頂いた(ヨドコウ(旧:淀川製鋼所))の過去5年の株価、配当、利回り、配当志向性について調べた内容を共有させて頂きます。
📊 ヨドコウ(5451) 直近5年の株主還元データまとめ
| 決算期(3月末) | 株価 | 年間配当 | 配当利回り※ | 配当性向 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 約490円台 | 15円 | 約3.1% | 約34.9% |
| 2022年3月期 | 約525〜540円 | 20.4円 | 約3.9% | 約30.1% |
| 2023年3月期 | 約543円台 | 22.2円 | 約4.1% | 約30.3% |
| 2024年3月期 | 約913円台 | 40.0円 | 約4.4〜6.3% | 約129.6%(※利益減少影響) |
| 2025年3月期 | 約1,114円台 | 70.2円 | 約5.4%(実績利回り) | 約75.2% |
| 2026年3月期予(会社予想) | — | 60.0円(予想) | 約4.6%(予想) | — |
※配当利回りは株価変動の影響を受けるため、おおよその実績ベース・予想値です。
📈 株価(過去5年の概況)
- 株価は2021〜2023年頃までは500円前後の推移でしたが、2024〜2025年にかけて大きく上昇し、900円台→1,100円台のレンジへ上昇しています。
- 5年間では株価上昇率が+200%超と、足元で大きな上昇傾向が出ています。
💰 配当の推移と傾向
配当額の変化(1株当たり)
- 2021年:15円
- 2022年:20.4円
- 2023年:22.2円
- 2024年:40.0円
- 2025年:70.2円
- 2026年予想:60.0円(会社予想)
➡ 5年間で配当額は約4.5倍程度に増加しており、高配当化が進んでいます。
📊 配当利回り(実績・予想)
- 配当利回りは年度によって差がありますが、概ね4%台〜5%台を維持しています。
- 実績ベースでは2025年の利回りは約5.4%前後と高めの水準。
- 会社予想ベースでは約4.6%前後の想定です。
➡ 鉄鋼業としては利回り水準が高く、株価上昇局面でも利回りが大きく低下しにくい傾向です。
🧮 配当志向性(配当性向)の動き
| 決算期 | 配当性向(実績) |
|---|---|
| 2021年3月期 | 約34.9% |
| 2022年3月期 | 約30.1% |
| 2023年3月期 | 約30.3% |
| 2024年3月期 | 約129.6%(利益減少の影響) |
| 2025年3月期 | 約75.2% |
| 2026年3月期予想 | — |
※2024年は利益が減少した影響で配当性向が大きく跳ね上がっていますが、2025年には約75%に正常化しています。
➡ 長期的な配当性向はおおむね30〜80%台で推移しており、高配当を意識した株主還元が行われていることがうかがえます。
🎁 株主優待
ヨドコウは株主優待制度を実施しています:
優待内容(権利確定月:3月)
- カタログギフト・優待品(自社関連グッズ・商品)
- 継続保有年数に応じて優待額が増加
- 権利確定月:3月末
※優待利回りは比較的低く、配当利回りが主な株主還元要素ですが、継続保有優遇制度もあり長期投資家にプラス要素となっています。
📌 総括(5年比較)
✔ 株価:500円台 → 1,100円台へ大きく上昇(+200%超)
✔ 配当:15円 → 70.2円(2025)と増額傾向が顕著
✔ 配当利回り:4%台〜5%台の高め水準を維持
✔ 配当性向:30%前後 → 70%台、2024は特異的に高騰(利益水準低下の影響)
✔ 株主優待:優待制度あり(継続保有優遇あり)
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