2025年6月22日に実施された第21回東京都議会議員選挙が開催されました。結果と考察をまとめてみたいと思います。石丸さん率いる再生の道が議席を取れなかったのはちょっと驚きました。
🗳️ 主な結果(確定値)
- 議席数:127議席
- 投票率:47.59%(前回42.39%から上昇)
- 都民ファーストの会(小池百合子知事が顧問):31~32議席に増加し、最大会派に復帰
- 自民党:21~22議席と過去最低を更新
- 公明党:19議席、公明党としては36年ぶりに全員当選を逃す
- 立憲民主党:17議席に増⤴(前は12議席)
- **日本共産党:14議席に減少
- **国民民主党:初めて9議席を獲得
- 参政党:都議会初の3議席獲得
📉 自民党の惨敗と背景
- 自民党は前回より約9議席減らし、21〜22議席に低迷これは2017年の23議席を下回る歴史的な最低水準。
- 背景には「物価高・賃金停滞」への不満や「政治資金問題による信頼失墜」が影響とされる。
- これにより、安倍政権や菅政権時と同様に、国政にも影響を及ぼす警戒感が高まっており、7月20日の参議院選挙に向けた重要な警鐘とみなされています。
✅ 都民ファースト躍進の要因
- 幹事長の小池知事による地元密着型の政策(育児・福祉など)が浸透。
- 自民党が候補推薦を見送った選挙区もあり、その余波を捉える形で都民ファーストが優勢に。
🧭 国政へのインパクト
- 東京の結果は、7月の参院選の前哨戦とも位置づけられ、政権に対する国民の厳しい視線が改めて示されました。
- 特に、自民党リーダー・石破元幹事長の支持率低下とともに、今後の政権運営と調整力に影響が懸念されます。
📊 会派別構成の今後
- 都民ファースト、立憲民主党、国民民主党、公明党が連携すれば小池知事への支援基盤が一層強固に!
- 自民党と公明党の与党連合が過半を取れず、今後の都政運営では調整と合意形成が不可欠になります。
🔍 注目点と今後の視野
- 参議院選挙(7/20)への影響:東京11.5万人分の比例票は全国情勢に波及の可能性
- 野党勢力の再編:国民民主党や参政党の存在感向上とともに、政治の断片化がさらに進行。
- 東京政策の注目度向上:育児支援、高齢者対策、物価・福祉など都政の成果が国政議論に影響する可能性あり。
この東京都議選の結果と背景からは、国政にも波及する重要な政治信号であり、特に「都民ファースト vs 自民・公明」の構図は、今後の国政選挙の焦点となる可能性が高いです。
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