昨日何があった?!KDDI!で、2月6日に発表されたKDDIの架空取引について調べて内容を共有させて頂きました。本日は投資家目線での見解を共有させて頂きます。
業績インパクトの分解
売上の取り消し(トップライン減少)
仮に過大計上分を修正する場合:
- 過年度売上の減額修正
- 当期の売上も下方修正の可能性
ただしポイントは
👉 問題が「広告代理事業」という非中核事業である点。
KDDIの売上の大半は
- 通信(au/UQ)
- 法人ソリューション
- 金融(au PAYなど)
つまり、通信ARPUや契約数が毀損する話ではないのが救い。
利益への影響(営業利益・純利益)
影響パターンは3つ考えられます:
A. 売上取り消しのみ
→ 粗利減少
→ 営業利益減少
B. 手数料流出の損失計上
→ 特別損失として計上
→ 純利益が一時的に悪化
C. のれん・投資の減損
→ BIGLOBE関連の評価見直し
→ 追加減損の可能性
📌 重要なのは「一過性か、構造問題か」
- 一過性 → 市場は早期回復
- 統制不備が広範囲 → ディスカウント継続
キャッシュフローへの影響
ここが投資家として一番見るべきポイント。
仮に数百億円規模の資金流出が確定しても:
- KDDIの営業CFは年間1兆円規模
- 現金も潤沢
- 格付けも高水準
つまり、財務破綻リスクは極めて低い。
配当への影響
KDDIは
- 累進配当方針
- 高配当・安定株の代表格
今回の件が:
✔ 一時損失なら → 配当維持の可能性高い
✔ 恒常的利益悪化なら → 増配ペース鈍化
減配リスクは現時点では低いと見るのが妥当。
株価への典型的な動き
不祥事株のパターン:
- 発覚 → 急落
- 不確実性 → ボラティリティ上昇
- 影響額確定 → 反発
市場は「不確実性」を嫌います。
つまり今は
👉 影響額が確定するまでディスカウント
投資家としての判断軸
見るべきはこの3点:
① 本業通信への波及はあるか?
② 統制不備はグループ全体か局所か?
③ 再発防止策は実効性があるか?
ここがクリアなら、
「一時的な信用毀損」扱いで終わる可能性が高い。
買いかどうかは。。。皆様の判断にお任せします。(私は少し様子見です)
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