ファイザー②

投資

先日(ファイザー)で、ファイザーの会社概要を共有させて頂きました。今回は、株価及び配当利回りの観点から調べた内容を共有させて頂きます。中々高配当なので、タイミングを見て入手するのもいいかと思います。

※株価は終値(年末)または年平均値ベース推計、配当は 1株あたり年間配当(ドル)、利回りは年度ごとの概算値です。※四半期配当を合算して年間配当としています。


📊 過去5年間の株価・配当・配当利回り

会計年度年末株価(概算)年間配当
(1株当たり)
配当利回り(概算)
201936–38ドル1.46ドル3.8–4.1%
202036–38ドル1.53ドル4.0–4.3%
202160–61ドル1.57ドル2.5–2.6%
202250–52ドル1.61ドル3.1–3.4%
202340–41ドル1.65ドル4.0–4.1%
202430–32ドル1.69ドル5.2–5.6%
2025(※市場後半)25–26ドル*1.72ドル*6.6–7.0%*

* 2025年は一部データ(2025年末予想値)による暫定値です。株価は 2025/12時点で 約25.85ドル 前後で推移しています。

📈 株価推移

  • 2021年はCOVID-19ワクチン・治療薬による高収益が評価され、株価が60ドル台まで急伸しましたが、その後ワクチン需要の鈍化・競争激化などで株価は調整しました。
  • 2025年は 25ドル台 前後で推移しており、パンデミック前の価格帯や長期平均より低水準という見方もあります。

💰 配当

  • 配当は年々着実に増配傾向が続いており、2019年頃の約1.46ドルから2024年・2025年は約1.7ドル台まで増えています。
  • 米国株は 四半期配当 が基本で、年間を通じて支払われます。

📊 配当利回り

  • 配当利回りは株価の動きと連動し、株価が高い時期は 2–4%台 でしたが、株価下落に伴い利回りは上昇しています。
  • 特に2025年では 6.6〜7.0% 前後と高い水準になっています。

→ 株価下落により「配当利回りが高く出ている」時期と見ることができます(ただし株価の下落は業績懸念との関連が深い点は留意してください


📌 株主優待について

  • Pfizer(PFE)には株主優待制度はありません(米国株一般に優待制度は少なく、Pfizer側でも優待に関する制度・公表はされていません)。
  • 投資家にとっての還元は 配当(現金配当)と自社株買い が中心となっています。

🧠 補足:投資視点

✔️ 継続的な配当増加
Pfizerは過去10年以上連続で配当を増やしており、安定株主還元政策として評価されています。

✔️ 株価変動要因
株価はCOVIDワクチンの需要変動、パイプライン製品の成否、医薬品市場の競争、債務・買収戦略などが影響しやすく、2021年以降は値動きが大きくなっています。

✔️ 利回りの見方
配当利回りは高水準ですが、「高利回り=良い投資」とは限らず、株価下落の背景や業績推移(EPSなど)も同時に分析することが重要です。

※情報は調査した時点での内容になりますので、今後変わる可能性があることはご留意ください。

※投資はあくまでも自己責任で!

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