本日は「洋服の青山」で有名な青山商事です。私もたまにスーツを買うときにお世話になったりしてますが、その他の事業や株価についてはあまり気にしてませんでした。意外とと言っては失礼かもしませんが、高配当銘柄らしいので、チェックしていきたいと思います。
会社概要
- 会社名:青山商事株式会社 (AOYAMA TRADING Co., Ltd.)
- 本社所在地:広島県福山市王子町1-3-5
- 設立:1964年(昭和39年)5月6日
- 資本金:625億4百万円
- 従業員数(連結):10,274名(2025年3月31日時点)
- 売上高(連結):1,947億90百万円(2025年3月31日決算)
- 主な事業内容:各種衣料品の企画・販売、小売(特に「洋服の青山」など)
事業構成・特徴
- 主力は「ビジネスウェア事業」で、連結売上構成比率:68.3%(2025年3月期)
- その他事業:カード事業、印刷・メディア、雑貨販売、総合リペアサービス、フランチャイジー・不動産等。
- 小売店舗展開:国内外で「洋服の青山」を中心に展開し、ビジネスウェア分野で業界トップクラスとされる。
経営理念・社風
- 経営理念:「持続的な成長をもとに、生活者への小売・サービスを通じてさらなる社会への貢献を目指す」
- 創業理念:「より良い物をより安く 洋服の販売を通して社会に貢献する」
- 社風として、店舗・サービスを通じて「働く人を支える」「人生の節目に寄り添うスーツ販売」という姿勢が語られている。
強み・注目点
- ビジネスウェア分野でのリーディングポジション:県庁の紹介によれば「ビジネスウェア市場のリーディングカンパニー」と明記。
- 国内全都道府県で店舗展開という規模感や、スーツ着数でギネス記録を取得しているという紹介もあり、量・流通・ブランド力で優位。
- 小売+サービスという軸を基盤に、リペア・雑貨・フランチャイズ・不動産と多角化を図っており、衣料小売にとどまらない経営展開が行われている。
課題・留意点
- 衣料・小売業という性格上、景気・消費者マインド・ファッション・店舗競争・EC化など外部環境の影響を受けやすい。
- 主力がビジネスウェア(スーツ等)であるため、働き方の変化(テレワーク・カジュアル化)や少子高齢化などの構造変化が中長期での課題となる可能性あり。
- 多店舗展開・多事業化の中で、収益構造や店舗効率・在庫管理・物流・ECとの融合といったオペレーション・コスト構造の最適化が求められる。
今後の見通し・戦略的方向性
- 「持続的な成長」を掲げており、既存のスーツ・ビジネスウェアのブランド優位性を活かしつつ、雑貨・サービス・フランチャイズなど周辺領域を強化することで収益源の多様化を図っている。
- また、国内だけでなく海外展開や店舗業態転換(例:郊外型店、物流拠点、EC併設)などによるチャネルと物流の再構築が鍵となりそう。
今後労働人口が少なくなる日本で、紳士服業界は厳しい戦いを強いられますが、海外進出をしていけば、いい結果が得られるかもしれませんね。その時には株価も今より上がっているかも?!
※情報は調査した時点での内容になりますので、今後変わる可能性があることはご留意ください。
※投資はあくまでも自己責任で!
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