米国株配当で共有させて頂いたように、一定の間隔で米国株及び米国ETFから配当を頂いています。その配当もドルで頂いているので、そのままドル資産として保有するのもありですが、大分たまってきたのでそろそろ何か投資したいと思って吟味した結果、VITに投資することにしました。その検討の過程を共有させて頂ければと思います。
VTIとは
VTI(Vanguard Total Stock Market ETF)は、米国のバンガード社が運用するETF(上場投資信託)の一つで、アメリカ株式市場全体に幅広く投資することを目的としています。以下にその概要を共有します。
- 基本情報
正式名称: Vanguard Total Stock Market ETF
ティッカーシンボル: VTI
運用会社: Vanguard Group
設定年: 2001年
取引所: NYSE Arca(ニューヨーク証券取引所の一部)
- 投資対象
VTIは、CRSP US Total Market Indexをベンチマークとしており、米国株式市場全体に投資するETFです。これには、大型株、中型株、小型株、さらにはマイクロキャップまで、約4000銘柄が含まれています。これにより、以下の特徴があります。
分散投資: 米国株式市場のほぼ全体をカバーするため、個別株リスクが低減されます。
成長性: 米国経済の成長に連動するリターンが期待されます。セクター分散: テクノロジー、ヘルスケア、金融、消費財など、多様なセクターに分散投資できます。
- 費用
経費率: 0.03%(2024年現在) - 配当
配当利回り: 約1.5~2.0%(変動します)
配当金は四半期ごとに支払われます。
メリット・デメリット
・メリット
広範な分散: 米国株式市場全体を網羅しており、特定の銘柄やセクターへの依存を軽減できます。
低コスト: 経費率が非常に低く、長期投資に向いています。
流動性: 取引量が多く、売買が容易です。
パフォーマンス: 米国経済の成長を反映した安定的なリターンが期待できます。
・デメリット
市場リスク: 米国株式市場全体が下落すると、VTIも同様に影響を受けます。
為替リスク(日本人投資家向け): 円安・円高の影響を受けるため、為替変動を考慮する必要があります。
検討プロセス
VTIを検討した際に、VYMとVOOも対象としました。簡単に比較すると下記のような感じです。
VTI | VYM | VOO | |
ベンチマーク | CRSP USトータル・ マーケット・インデックス | FSTEハイディビデンド・ イールド指数 | S&P500 |
投資対象 | 米国株式市場の大型株から 小型株までほぼすべての銘柄 | 米国の高配当株 | S&P500指数の全校生銘柄 |
構成銘柄 | 約4000 | 557 | 500 |
経費率 | 0.03% | 0.06% | 0.03% |
リターン | 1年:29.21% 3年:8.46% 5年:14.18% | 1年:21.22% 3年:7.41% 5年:10.60% | 1年:29.53% 3年:10.07% 5年:14.99% |
S&P500は、新NISAの成長投資枠で、三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資していることもあり、重複投資を避けました。VTIとVYMは甲乙付け難かったので、一旦両方購入してみようと思い、2024/11/18からVTIとVYMに指値で一定額を注文したのですが、現時点で購入できたのは、VTIのみで、以下のような感じです。
ティッカー | 数量 | 単価 | 購入金額 |
---|---|---|---|
VTI | 10 | $289.9 | $2899 |
しばらくマーケットの情報を見ながら、VYMも購入できればしますが、難しそうであれば、今回購入したVTIに毎月米国ETFからもらえる配当分をコツコツと積み立てていきたいと思います!
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