高配当株狙い失敗談②

ルーメンステクノロジー 投資

前回高配当株狙い失敗談①で、あおぞら銀行の失敗談を共有させて頂きましたが、今回は米国高配当株の失敗談を共有させて頂きたいと思います。

ルーメン テクノロジーズ(Lumen Technologies)

ルーメン テクノロジーズ(Lumen Technologies)という企業です。米国株がお好きな方でもご存じない方も多いと思いますので、簡単にご紹介します。

事業内容としては、世界各国の企業・公的機関・通信会社向けに、通信設備ベースのテクノロジーおよび関連製品とサービスを提供する。地上光ファイバー長距離ネットワークは、自社が運営する大都市ファイバーネットワークに接続し、長距離データ転送、エッジクラウド、セキュリティ、マネージドサービス機能など顧客のニーズに応えています。

以前は、S&P500企業の中で、配当利回りが唯一10%超えという異様な水準だった会社だったようですが、私が購入しようとしたときには、株価もどんどん下がってきていた状況でした。これを何を勘違いしたのか買いのチャンスだと思ったのが始まりです。。(そのころの私は、配当利回りばかりを気にして投資していたので、企業の業績などはあまり詳しく見ていませんでした。)

後から気が付いたのですが、ルーメン テクノロジーズは、2021年2月9日に2021年4Q決算を発表した際に、その結果を受けて株価は以急落していたのです。なお、その際、2022の業績予測は以下のように発表されていたようです。

  • 調整後EBITDAは、2021年度の84億ドルから、2022年度は65億~67憶ドルに大幅減少
  • フリーキャッシュフローは、2021年度の37億ドルから、2022年度は16億~18憶ドルに大幅減少

なおフリーキャッシュフローは、1株当たり1.00ドルの配当原資(約10億ドル)としての水準は満たしています。同社は、通信事業の再構築と資産売却によって、調整後EBITDAとフリーキャッシュフローの減少を見込んでいます。 調整後EBITDAは前年比22%の減少が予想され、またフリーキャッシュフローは継続的なリストラと資産売却によって55%減少、16億~18億ドルの範囲になると予想しています。

また、同社は2022年3Qの決算発表で、それまでの1株当たり1ドルだった配当を無配に変更、さらに今後2年間で最大15億ドルの自社株買い計画に置き換えることを発表したのです。これによって、株価は暴落しました。チャートは以下のような感じです。

LUMN

ダダ下がりですね。。。次のセクションで結果を記載しますが、早めに損切りしてよかったと思います。

投資結果

ルーメン テクノロジーズの売買履歴は下記になります。

日付売買数量単価金額レート
2022/02/221,000$9.70¥1,171,173120.74
2022/09/201,000$8.70¥1,247,928143.44
2022/10/182,000$7.00¥2,082,920148.78
2022/10/283,000$6.35¥3,064,359146.97
2022/12/073,000$5.35¥2,195,319136.78
合計¥-1,205,221

上記に2022年の1Q~3Qに受け取った配当の合計が、¥70,849ありますので、ルーメン テクノロジーズ単体の損益でいうと「¥-1,134,372」になります。

最初に高値で買ってしまったので、一旦損切りをしつつ、安くなったところでまた購入したのですが、最終的には上記で説明したように無配当になってしまったので、そそくさと損切しました。下げ止まれば高配当なので、長期ホールドしようと思ったのですが、配当なしだと魅力0でしたしね。。これもいい経験ですし、勉強代と思ってます。(涙)

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