【トランプ関税】S&P500急落でエミキンは気絶しました!【円高ドル安】

エミキン 投資

私が敬愛する投資家の高須幹弥先生のYoutubeを良く拝見するのですが、本日は体を張った投資に関する動画だったので、共有させてください。

動画の内容

動画は、最近値下がりしているS&P500についてです。敬愛なる幹弥先生が言いたいことは一言、

気絶したつもりで、放置&積立継続

です。

動画は約10分ですし、内容は難しくなく、シンプルなので1.5倍速などで見て頂いてもいいと思いますが、内容は上記一文です。

と言っても安心できないので、巷によくあるS&P500のチャートを拾ってきました。

まずは、過去1年です。

上記は過去1年です。確かに大きく下落していますね、ただ、見てわかる通り、昨年は、8上旬に下がってますが、その後上がって、また9月上旬に下がり、そこからまた上がっています。株価は上がったり、下がったりするのが当たり前なので、今の動きも当たり前と言えば当たり前。

次に切り良く2000年からの過去25年を見てみましょう。

やはり、上がったり下がったりを繰り返しながら結果的には右肩上がりですね。

​S&P500指数の過去25年間(2000年から2024年まで)の年間リターンは以下の通りです。

年度年間リターン
2000年-9.10%
2001年-11.89%
2002年-22.10%
2003年28.68%
2004年10.88%
2005年4.91%
2006年15.79%
2007年5.49%
2008年-37.00%
2009年26.46%
2010年15.06%
2011年2.11%
2012年16.00%
2013年32.39%
2014年13.69%
2015年1.38%
2016年11.96%
2017年21.83%
2018年-4.38%
2019年31.49%
2020年18.40%
2021年28.71%
2022年-18.11%
2023年26.29%
2024年25.02%

マイナス成長については様々な要因があるようなので、調べてみました。

2000年 (-9.10%)

📉 要因: ITバブル崩壊

  • 1990年代後半のインターネット・テクノロジーブームがピークを迎えた後、バブルが崩壊。
  • 多くのテック企業の株価が暴落し、NASDAQも大幅下落。
  • FRB(米連邦準備制度)が金利を引き上げたことも投資家心理を悪化させた。

2001年 (-11.89%)

📉 要因: 9.11テロ & 不況

  • 2001年9月11日の同時多発テロが市場に大きな衝撃を与えた。
  • 2000年から続くITバブル崩壊の影響も継続。
  • 米国経済は景気後退に突入し、企業業績も低迷。

2002年 (-22.10%)

📉 要因: ITバブル後の信用不安

  • **エンロン(Enron)ワールドコム(WorldCom)**などの企業会計不正が発覚し、市場の信頼が低下。
  • ITバブル崩壊の影響が続き、投資家のリスク回避姿勢が強まった。
  • 景気低迷とともに企業利益の減少が進行。

2008年 (-37.00%)

📉 要因: リーマン・ショック

  • サブプライムローン危機を発端に、リーマン・ブラザーズの破綻(2008年9月)が発生。
  • 金融機関の破綻が連鎖し、クレジット市場が凍結。
  • 世界的な景気後退が発生し、株式市場は歴史的な暴落。

2018年 (-4.38%)

📉 要因: 米中貿易戦争 & FRBの利上げ

  • トランプ政権が中国との貿易摩擦を激化させ、市場の不確実性が増大。
  • FRB(米連邦準備制度)が利上げを行い、株式市場の流動性が低下。
  • クリスマス暴落(2018年12月)では市場が大幅に下落。

2022年 (-18.11%)

📉 要因: FRBの急速な利上げ & インフレ

  • インフレ率が40年ぶりの高水準(CPIが9%を超える場面も)。
  • FRBが積極的な**利上げ(0.75%の連続利上げ)**を実施し、金融引き締めが進行。
  • ウクライナ戦争がエネルギー価格を押し上げ、経済の不透明感を増大。

まとめ: マイナス成長の主な要因

下落率主な要因
2000年-9.10%ITバブル崩壊
2001年-11.89%9.11テロ & 不況
2002年-22.10%会計不正 & 信用不安
2008年-37.00%リーマン・ショック
2018年-4.38%米中貿易戦争 & FRB利上げ
2022年-18.11%インフレ & FRB利上げ

これを見ると、金融バブルの崩壊・金融危機・地政学リスク・金利上昇が主要な要因であることが分かります。特にリーマンショックの際には、-37%と大きいマイナスとなっているので、投資家達にとっては生きた心地がしなかったかもしれませんね。

とりあえず、私は基本老後資金だと思っているので、直近の値動きは気にせず、高須幹弥先生を真似して、気絶してホールドしておきたいと思います。(でもベットで跳ねたりはしない。)

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